top of page
執筆者の写真交通税反対委員会

滋賀県の交通ビジョンに賛成できない7つの理由②

交通ビジョンが妄想であること


いつでもどこでも行くことができる県内交通網の策定

高齢化社会に向けての脱自動車思考


それなりに現代の社会問題に即したことを軸にして、将来に向けた交通基盤整備がいろいろ描かれておりますが、はっきり言って妄想です。


未来の技術や法制度、法整備がこれからどうなっていくか、また人々の生活様式がどのように変化していくのか、誰にも分かりません。


高齢化社会は世界で日本が一番先に経験することになります。

日本はこの50年で、寿命が30年近く延びました。

当時の60歳は現在の80歳以上の感覚でした

技術は日進月歩です。

時間の流れはすべての価値観を変えていきます。


これからどのような技術が生み出されるか、大多数が未知数な今、どんな確証で未来ビジョンを策定しているのでしょうか。


断言しておきますが、滋賀の長期交通ビジョンを今策定したとしても、ひとつも確証できる未来像はありません。


だいそれた長期未来ビジョンなどやめてください

今、どんなきれい事を描かれても妄想でしかありません。

時の為政者のフィーリングによる長期ビジョンなど迷惑なだけです。

行政は今の現実を見て、今、できることを中短期でやってください。

その分予算は縮小されますが、その分、確実にできることに遣われることになると思います。


現実に即すことは非常に重要です。


もし、近未来志向でライドシェアやドローン運送をビジョンに描くなら、まず、国と交渉し、特区選定なり、制度改変、規制緩和の確証を得てからでなければ絵に描いた餅です。

自動車を排除し、自転車に乗れ


これを描いた人は滋賀県の地図は見ておられるのでしょうか

滋賀県の鉄道網は都会と違いスカスカです。

滋賀県民はその状況下で最適の選択として自動車の利用を移動の中心にしているのです。

滋賀県のビジョンはそういう避けられない現状をシカトして甘い未来像を垂れ流しているだけだと思います。

自転車に乗りたい人は乗ればよいと思います

しかし、自動車に乗りたい人に対してごちゃごちゃ言って欲しくありません


将来、高齢化により自動車に乗れない人が増えれば、その時にその人たちがその時の状況に合わせた適正な行動をします


行政はその邪魔をしなければよいのです


滋賀県をよくする交通ビジョンについて反対はしません。

しかし、エスパーでもない限り未来を正確に予測することは不可能です。

現実に即して、確実な現在の問題に対処していっていただきたいと思います。


  • 未来の予測はできない、それをするなら妄想

  • 知事がエスパーで未来が見えているならOK(笑)

  • 交通ビジョンについては、現実に即した内容にすべき

  • どのようなビジョンを打ち立てようとも県民は自らの経済観念において最適化を図る

  • 県民の行動を指図し、抑制するようなビジョンは単なる行政の横暴である

Comments


bottom of page