https://twitter.com/moly_bdenumモリブデン(減税派)さんより
娘と政治の話をしていて:
娘A子:大きな政府と小さな政府ってなに?
私:政治用語だね。簡単に言えば税金が重いけど政府が生活の世話をかなり見てくれる国が大きな政府、税金が安いけど国からの生活保障が少ないのが小さな政府。
娘:どっちがいいの?
大きな政府
私:例えば大学までが無料で行けて、着る物食べる物、住むところ、全部政府がくれたら、絶対生活していけるよね?医療も無料。仕事も、ほぼ完全雇用。
娘:そしたら生活の心配がなくて楽だね
私:その代わり税金90%でもいい?
娘:え?(;'∀')
私:例えばA子の給料が20万だとする。源泉徴収されて振込は2万しかないけど良い?
娘:・・・(;´Д`)
私:そんなの、貯金厳しいよね。
留学行きたいなと思ったとしても、行けると思う?
海外旅行も出来ると思う?
学費100万円のネイルスクールはいつ通えるようになるんだろう?
友達と飲み会やランチ、旅行も簡単に行けない。
お菓子も簡単に買えない。
化粧品も自由に選べない。
本来はお金があれば選べるはずのことが、税金が重すぎると難しくなる。
家も世話してもらうなら、住む場所や家も選べないかもね。
そして権力者側と仲良しの一部の人だけが良い想いをして、汚職が・・・ということは起こりやすくなると思うよ。
娘:それやったら、サービス減らしていいからもうちょっと手元にお金欲しいわ。好きなこと出来ないのは辛い。
私:そうでしょ。
国防や治安、医療とか、最低限の社会保障は政府が行ってほしいと思うけど、その規模があまりにも大きくなってしまったら自由が無くなる。
今はさすがに90%という国はないけどね。フランスが70%かな。
小さな政府
娘:小さな政府はその逆?
私:そうね。
政府が不必要なサービスをしない。割と自己責任。
その代わり税金が大きな政府より安くて、自由がある。
ただ、アメリカみたいに小さな政府で大部分が自己責任となると、人によっては生きていくのが苦しい社会だと感じるかも。
大きな政府はみんなが貧乏だから貧富の格差はあまり感じられないかもしれないけど、小さな政府だと周りの人との貧富の差を体感する人は多いだろうね。
娘:日本はどっち?
私:まだデンマーク、フランスやスウェーデンほどではないけど、徐々に大きな政府化していっていると思う。支え合いは必要だとは思うけど、国の社会保障サービスが過剰になったら、強制的に負担させられる額が増えすぎる。支える側が取られすぎることに耐えられなくなって海外に出てしまうかもね。日本は今海外に脱出している富裕層も増えてきているよ。
ちなみにアメリカは公的医療保険ないけど民間の健康保険サービスがあって、掛け金なども選べる。日本は国民健康保険や社会健康保険しかないけど、規制緩和して民間がもっと風邪や捻挫の治療にも使える医療保険を扱えばいいのよ。
私は国民健康保険に年額〇十万払ってるけど、医療費なんて1万も毎年使わない。民間の一般医療保険を解禁して欲しいなあと思ってるよ(以下しばらく国保の悪口が続く)
娘:学費とか給食費の無償化とかはどうなん?
私:無償化とか、助成金や物を配りますって、聞こえはいいけど、税で負担しますっていう意味だから。つまり政府の歳出が増える⇒大きな政府化するからダメなのよ。
無償化が行われすぎると、それをまかなうために将来の増税になるの。もらった額より払うことになる。
つまり良いのはその時だけ、そして無償化された業界だけ。
娘:なんでそんな意味の無いことするの?
私:選挙対策とか、票田(利権団体)への合法的賄賂かな。
補助金配るから私に投票してって。
それでどんどん補助金額が増えて、大きな政府化。それは与党も野党も両方がやる。
補助金減らしても票田から怒られるし。
娘:でも私ら一般人は、政治家の票田団体じゃないよね。
私:うん、だから一般人にも餌を出す。
出産育児一時金を〇万円アップします!って聞いたら、子育て支援する良い政党だって思う人が多いけど、実際は上がった分だけきっちり値上げされてて消費者には回らないことも多い。なのにその言葉で選挙で投票する人は増える。で、貰った金額よりも税金が増える。
無償化や補助は要らん餌。
娘:日本出たいわ。出稼ぎ行ってくる(本気で計画中)
https://twitter.com/mogchanel もぐちゃんねるさんより
減税派はいわゆる「小さな政府」を求める人たちの集まりです。
歳入も歳出も減らすことで利権へのバラマキを減らして、そして自由な生きる楽しみをより持てる生活を目指します。
お金を集めて配る以上そこに中抜きと腐敗ができます。
事務手数料も普通にかかります。
増税して給付するぐらいならそもそも取らないほうが効率的です。
そして税金の流れる先は偏っています。
政治の腐敗を防ぐには、そもそもそのバラマキの予算となる税金を減らすことが大事です。
減税で起こることは、単に税金が少なくなるというだけではなく、そのような日本の構造改革です。
小さな政府を求める政党はありません。
国会では、「大きな政府を求める政党」と、「超大きな政府を求める政党」が戦っているような状態です。
規制緩和で政府しか出来ないことを減らすことも、減税に繋がります。
国保や年金なども、政府が用意したものではなく民間ももっと参入すれば良いと思います。
バラマキや無償化を許さず、自分たちで出来ることは自分たちでやる。
税金が下がればその分だけ、教育費も出産費用も出せるでしょう。
補助金は一部の人しか利がありませんが、消費税の減税なら恩恵は全員に渡ります。
無償化や補助金を歓迎せず、小さな政府を求めましょう!
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